FC2ブログ
桜雪舞幻想世界(偽)
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
2016-01/11-Anime-『灰と幻想のグリムガル 1話』感想
2016-01-11 Mon 02:29
こんばんは、藤原です。
つい先ほどTokyoMXでアニメ『灰と幻想のグリムガル』を視聴してきました。
あまりアニメの感想を書くことは頭になかったのですが、Twitterで書くと長くなりそうなのでブログに書こうと思います。

grimgar_key.jpg

それでは追記からどうぞ。

○灰と幻想のグリムガルとは
・あらすじ
突如見知らぬ場所で目覚めた少年のハルヒロ、そして11人の少年少女たちは、この世界「グリムガル」へやってきた以前の記憶は全て失くしてしまっています。
そこで生きるには「義勇兵」となりモンスターを狩ってお金を稼がなければなりません。まるでゲーム世界のような話なのですが、ハルヒロたちのパーティは最弱のゴブリン一体を倒すことにも手こずり――現実の生きる厳しさを知ることとなりました。
それでも手探りで地道に狩り、進み、冒険していき、その先でハルヒロたちが探すものとは……?
というあらすじです。

・一言でいうと
ファンタジー冒険記です。
より現代風に言うとファンタジーRPGをモチーフにした異世界転生ものです。
戦士や魔法使いのような職業になりパーティを組み、ゴブリンやコボルトを倒して強くなりつつ先へ進んでいきます。


○アニメ視聴のきっかけ
今期はどんなアニメを見ようかな、と放映の一覧を眺めていたところ目に留まったタイトルの一つでした。
この時点で視聴は決めていたのですが、HPへ飛ぶと本作品『灰と幻想のグリムガル』がライトノベル原作のアニメとわかり、これも何かの縁とラノベ版を購入。一気にハマった経緯があります。この三連休は一日3冊ペースで読み漁り、現行最新の7巻まで読み終えてしまいました。タイトルを知ってから一週間も経っていません。


○ラノベ版の感想
※できれば個別記事の方で詳しく書きたいのでかいつまんで書こうと思います。
この『灰と幻想のグリムガル』は分類で言うといまやネット発小説ではありふれた形態である異世界転生ものの小説です。
個人的に異世界転生ものというのは僕はどうにも受け入れがたく、というのも大半が「読者が設定を半ばわかっているだろう」というような節が見られるからです。他にも「ゲーム世界なのにあっさり人が死ぬ演出」「主人公は極端に強いか弱いかの二択」といった陳腐な要素が少なくなく、結果として大半が安っぽい作品として僕には見えました。
ですが『灰と幻想のグリムガル』にはその安っぽさがなく、最弱のゴブリン一匹を倒すのにも全精力を振り絞らないといけないスリル感であったり、背も幅も厚みも上回るオークに対峙したときの「これは逃げるしかない」と思うような恐怖も、他の作品では「これはゲームだから」と当然のように存在する職業ギルドやスキルも『グリムガル』では世界観に溶け込んでリアルなものとして感じられます。
僕は元々ファンタジーだったり冒険だったりは大好物でしたので、"異世界転生ものによくある安っぽさ"がなくなり純粋にファンタジー冒険を楽しめるこの作品にはとても夢中になれたのでした。めっちゃ面白かったのでみなさんも読んでみてください。


○アニメ版第一話の感想
やっと感想に移ります。毎度どうしてこうも前置きが長くなるのか自分でも不明です。
いくつかありますから、箇条書きで挙げてコメントしていく形にします。

・イラストおよび音楽
非常に良かったです。前情報PVなどを見たところイラスト・アニメーションがとても綺麗だったのですが、今回本番のアニメでも良く描かれていました。
また音楽も雰囲気に合わせた良い意味でアニメらしからぬ曲調でした。
『灰と幻想のグリムガル』のモチーフはファンタジーRPGおよびオンラインRPGです。アニメや音楽の雰囲気がそれらに似ていたように思いまして、似せてデザインしたのかなとも思いました。

・展開と伏線
はっきり言って展開と伏線を詰め込みすぎだったと思います。
色々凝縮してすっ飛ばしちゃっているせいで、ラノベ原作の良かった部分が削れた上に見てる側への説明も不十分で、という印象を受けました。
例えば、中盤に主人公たちが暗闇の中で目覚め、外に出るとどうやら自分らがいた建物は塔だったらしい、その後義勇兵団レッドムーンの事務所でブリトニーに説明を受けて義勇兵になる、という場面ですが、
原作では、暗闇の中塔の外に出たものの途方に暮れる間(ま)、そこで案内人が登場して仕方なくついていくと義勇兵の事務所につき、そこで義勇兵になるかそれよりも過酷に生きるかの選択を迫られて結局12人が義勇兵になることを選ぶ、といった段階があったのですが、
アニメ版では目が覚めました、外に出ました、事務所に着きました、義勇兵になりました。みたいに尺の都合かかなりスピーディに進んでしまいます。「何もわからず途方に暮れているだけではどうしようもなく、仕方なく義勇兵になった」といった原作版での描写が削れてしまっているように僕は感じました。
原作ではあった説得力的なものがなく、その後の展開も当然のように主人公らPTは職業持ちになってますし「スキル」のような単語も視聴者知ってますよね的な印象。『グリムガル』の良さはちゃんと説明してくれて納得行くファンタジー冒険だったところなのに、僕の嫌う"安っぽさ"が節々に滲んでいるように思いました。
まぁラノベ原作が他の異世界転生ものに比べて説得力があったのかとかこの手の小説なのだから「職業」とか「スキル」や「アビリティ」みたいなのが当然あって「モンスターを狩る」のがお約束だから説明不要で登場してしまうという"安っぽさ"がなかったのか、というのはあくまで僕の主観だったかもしれないとは思ったりしているのですが。

・冒頭のマナトの叫び
「これは生死を賭けた戦いなんだ~モンスターだって必死なんだ~」みたいな叫びがありましたが、はっきり言って寒かったです。
冒頭にこれを出して掴みとしたかったんでしょうが個人的には最悪でした。
というのも異世界転生ものというのはここ1,2年の流行ではなくそこそこ長い文化として根付いていることがあり、そこでは「異世界転生してここはゲームの世界だ! 最弱のモンスターと戦ってみてゲームだと普通楽勝なのになんだコイツつええじゃん! 僕ら死んじゃう! やべぇやべぇ!」みたいな冒頭の展開はもうありきたりなのです。で油断しきった冒頭で、あっさりパーティの一人くらいが死んで「これはゲームとは違う、現実だ」みたいなね。
『グリムガル』も似たような展開と言えばそうなんですが、そうじゃないというか違うというか……。もうちょっとこう、「暴れるゴブリン相手に痣だらけになりながら組み敷いていざナイフを体に突き付けたが、生物の皮膚と筋肉は思ったより硬くて中々刃が通ってくれない」みたいな説得力的な何かがあるんですよ。
うーん、なんか過大評価しすぎた信者が発狂しているような文章にしかならなそうなのでこの辺にしておきます。うまく僕の気持ちが伝わってくれるといいんですが……。
例えば、アニメ中でのゴブリンとの戦闘中に魔法使いの女の子のシホルが襲われて尻餅を着く場面とかがありましたけど、もっと過激に主人公のダガーを持ったハルヒロあたりとバトらせてゴブリンが主人公の顔面にストレート食らわせて額割られて血まみれでひっくり返って「こいつ最弱のゴブリンだけど普通に殺される…!」みたいな展開の方がいきなりマナトが叫び出すよりも緊迫感みたいなのが出たと思うんですよね。
そもそも冒頭のマナトの台詞って戦闘中にいきなり言ったんじゃなくて、件の最弱ゴブリンを囲んで一撃入れてぬか喜びしていたら手負いのゴブリンがすごい勢いで抵抗してみんなが腰を抜かす場面で言ったんですよね。ゴブリンは6人に囲まれてもう逃げられない、自分たちは勝ちがほぼ決まっているのに気を抜くとすくんでしまいそうな緊迫感、疲労感。そんな中でのマナトの台詞だったんです。
アニメ化にあたってぜひ使ってほしいとは思っていたんですが少しなんていうんですが、薄味だったなぁと思いました。

・アニメの1話として
あくまで個人的にはなんですが、良くなかったです。原作を読まないでいきなりこの1話を見たとしたら視聴を切っていたかなとは思います。寒い冒頭の台詞、"よくある"異世界転生もの、あって当然のように口にされる「職業」や「スキル」といった単語。僕好みではないです。
ただし、それは僕がネット発の異世界転生作品をあらかじめ知っていたから"よくある"と感じただけにすぎないかもしれませんし、というのもそういった異世界転生ものを知らない視聴者なら「ドラクエみたいにパーティを組んでモンスターを狩るのか。あれ? でも最弱のモンスターも倒せない? 意外だな」と興味が惹かれるのかもしれません。そもそも単純に「ファンタジーの世界観で王道的にパーティを組んでモンスターを倒しながら冒険する」というアニメ自体を見たい人たちにとってはかなりストレートに表現されていますからピッタリなのかもしれません。
というような諸々もあると考えて、なのであくまで個人的な意見としての面白くなかった、です。

・長いから三行で
絵は綺麗
展開詰め込みすぎ
よくある"安っぽい"異世界転生に成り下がった



でも視聴は決定いたしました(熱い手のひら返し)。
2話以降にも期待しています。

それでは失礼します。
スポンサーサイト
別窓 | アニメ | コメント:0 | トラックバック:0
<<2016-01/13-NoGenre-文章を書くことと読むこと その1 | サクラユキマウゲンソウセカイ(偽) | 2016-01/06-Review-ブラック・ブレット 神を目指した者たち>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


| サクラユキマウゲンソウセカイ(偽) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。